コマセ杓のカップ交換方法

コマセ杓のカップを付け替える方法をご紹介します。

コマセ杓を分解する

カップを外すため、パイプ部分(A)を加熱し、接着剤を溶かしていきます。
(ライター、ガスコンロなどをご使用ください)

火を当てすぎると変形する可能性がありますので、数秒回しながら、満遍なく加熱してください。

ある程度加熱をしたら、火傷に注意しながらシャフトからカップを外します。
プライヤーなどを使う際、熱で柔らかくなったシャフト及びソケットは変形しやすいので力を込めすぎないようご注意ください。
また、外れない時は火力に注意し更に加熱してみてください。

カップを外す際、ソケットも外れるか確認をしてください。
カップと一緒に外れた場合は、②ソケットを取り付けるへ ↓
ソケットを引っ張っても外れなければ、③カップを取り付けるへ↓
(接着剤については、②ソケットを取り付けるをご覧ください)

ソケットを取り付ける

接着剤が溶けているうちに、カップからソケットを外します。
シャフト及びソケットに付着している接着剤を紙ヤスリなどできれいに取り除いてください。

その次に、接着剤を用意します。
使用するのは、エポキシ樹脂系接着剤。
主剤と硬化剤を1:1の割合で、白くなるまでよく混ぜます。

ソケットの内側に接着剤を適量塗り、シャフトに取り付けます。
その際、ソケットが真っ直ぐになるように調整してください。

カップを取り付ける

シャフトに接着剤が残っている場合、中の空気の通り道がなくなりカップが浮く現象が起きてしまうため、残った接着剤を爪楊枝などで取り除きます。

この状態で、付け替えるカップをはめてみると隙間ができるかもしれません。
その場合は、セロテープやPEラインを巻き付けて調整します。
カップが差し込みやすく、きつくない程度まで調整してみてください。

付け替えるカップのパイプ部分に、あずき一粒程度のエポキシ系接着剤を入れます。

シャフトを差し込みます。

調整

シャフトのグリップ部分には指を添えるくぼみ(B)があります。
くぼみ(B)とカップの底部分が一直線になるよう調整してください。

以上でカップの交換完了です。

よく乾かし、接着していることを確認してからお使いください。