原 巧
Takumi Hara
7月末に東北地方へロックショアに行ってきました。
東北は初場所でしたが、釣果がありましたので報告させていただきます。
釣り仲間から東北でヒラマサが上がり始めたとの情報を頂いたのですぐさま1泊2日でスケジューリング。
普段は行かない太平洋に期待が膨らみます 。
待ち合わせの後現地に向かい諸々準備を終わらせ、エントリー。
1日目
少しの波気の中初の東北の海は楽しみですね。
まだ暗いうちに少々高低差のある崖を降り地磯の釣り座は多めでポイントには困らなそう。
深さを探るためジグを3投し、その後はもちろんダイペン。
ドシャローなのは新潟に似ていますね、数投するも反応無し。これこれ、反応がないのもまた醍醐味でめげずにキャストを続けます。
波と潮は思っていたよりも悪くないようなのですが、なかなか反応を得られません。
魚はいつも突然に、同行者のルアーに当然反応が…..
乗らず。とても悔しい。
ルアーを一通りローテーションするも、反応は得られず。
そこから磯を一通り打ち、あれやこれや色々と引き出しを試しながら最初の潮通しのいちばん良さそうな正面に戻って3投目。
ようやくヒットしました。何となくブリ族な気はしますが一応シャロー、幸いサイズもそこまででかくないようで一気に寄せる事が出来ました。
かわいいサイズのヤズですが、県外遠征にて更に初場所で魚をキャッチできたのはいい経験ですね。
気温も高く一旦休憩の意味を込め昼食をとり午後からは沖磯に渡りました。
しかし天候も徐々に崩れ遠くで雷も鳴り始めたので反応無しで撤収することに。
宿は海の近くにある新しい建物。少し触れると震災後に実際に行くのは初めてで、比較的新しいのですねと宿の女将さんも前の建物を被災し建て直したと話していました。
とても人柄の良い方で色々お話を聞くことができ、自分の足でここに足を運べて良かったと強く思います。
釣りを通して遠征をするとその土地の歴史や出来事について普通に生活する中では聞けない話なども新鮮で、色々考えさせられることがあります。これからもヒラマサやGTなどを追いかけ各地で釣りをする時、なんてことない道中なんかにも意識をして有意義な時間にしたいですね。
2日目
ほぼ半日勝負
最初に入ったポイントでは反応得られず、地元の方に聞くと別の場所を教えて頂けたので素直に移動するもヒラマサが沖でベイトを追いかける姿が見えるだけで粘りましたがこちらも不発 。
2日目は帰りの移動もあったのでタイムアップに終わりました。
この釣行ではソリッドSUSプライヤーGT【BK】(MP-263) を1日目からあえて洗わず家に持ち帰りましたが、錆びがほぼ0に近い状態と非常に錆びに強いと感じます。
もちろん竿ほど大きくないので水道で洗えるサイズ。使用したその都度水洗いすることでほとんど錆び問題に関してはクリアできるのではないかと思います。そして使いやすい…..
自分は不注意が多いので、プライヤーの根元に刃がある部分でナイロンラインとか切っちゃうんですね、それに比べソリッドSUSプライヤーGT【BK】(MP-263)はプライヤー股の外側に刃が付いているのでこれは意識しなくても間違えることはありません。もちろんPEライン対応と多彩で強いプライヤーになっています。
遠征など行くと水道が近くになくて道具が洗えない、家なら洗えるのに….など、普段ならできることが出来ないことは当たり前にありますが、そういう場面でも重宝しますね。
今回の遠征で本命は釣れませんでしたが、貴重な経験値と有意義な時間を過ごせたと思います。本命でなくてもやはり魚が釣れると嬉しいですね、また釣果が出たら報告致します。
Tackle Data
- Rod:Ripple Fisher RunnerExceed104H nano plug model
- Reel:SHIMANO BIOMASTER 8000H
- ライン メインラインPE6号+ナイロン100lb
- ルアー Maria レガート165F ピンクイワシ