【10月】新潟屋台の味!ぽっぽ焼き

先日開催いたしましたベルモント祭には、たくさんの方々にお越しいただきありがとうございました😄!今年もベルモント社員全員が直接お客様と触れ合える、またとない貴重な時間を過ごすことができました。おかげさまで大盛況で幕を閉じることができ、心から感謝申し上げます。

祭が終わり、一息つくやいなや、無性に食べたくなるあの味が急に思い出されました🚨!それは『ぽっぽ焼き』です!皆様『ぽっぽ焼き』はご存じですか😎?新潟県内のお祭りには欠かせない黒糖と小麦粉で作った蒸しパンのようなお菓子のことで、一度食べたらその素朴で優しい甘さがやみつきになっちゃいます✨そんな祭屋台の人気者をホットサンドメーカーで作っちゃいました!果たして屋台の味を再現できるのか⁈

材料は小麦粉・重曹・黒糖の3つだけ。黒糖はお湯でしっかり溶かして冷まします。重曹は必ず食用の物を使用しましょう!(お掃除用のものもあるのでご注意を⚠️)小麦粉と重曹は一緒にふるっておきます。

粉をふるうのに大活躍してくれたステンシェラザル!ちょうどトレールクッカーのふちに引っかけることができ、両手がふさがっているときでも安定して使える優れもの✨私はよく計量しながらふるう作業をするので非常に助かっております🙇

さらさらになった小麦粉に黒糖を溶かして冷ましておいたものを投入。

ダマがなくなるまでよく混ぜ合わせます。

とろーりと、ホットケーキ生地よりゆるめに仕上がりました。生地はこれで完成‼あとは屋台の店主になりきって焼いていきます🤹‍♀️

ホットサンドメーカーに薄く油を引き、生地を流し込みます。フッ素樹脂加工されているため基本的には油をひかなくてもくっつきません。ですが!今回はあえて少量の油を薄く塗ってから焼いていきます🍳というのも、ホンモノの屋台のポッポ焼きのような香ばしい風味や、ほんのり感じるコクを再現したいので😎祭りにカロリー計算は不要です!

生地を流し入れ、弱火でじっくり焼いていきます。「ぽっぽ焼き」という名前の由来ですが、焼き器から上がる蒸気が機関車の蒸気を連想させるからという説や、客寄せのために使用していた笛の音からくるという説など、諸説あります。お祭では9本・15本・30本入りなどで売られていたりと大容量。細長くて食べ歩きもしやすくほかほかの焼きたてを食べようものなら、次から次へと口へ運んでしまうおいしさです😋。

外はこんがり、中はふんわりモチモチに仕上げるためには、焦らずゆっくり火を通すのがポイント。焼きながら、ときどき香ばしい香りがふわっと立ちのぼりここはもうお祭り会場かと思ってしまいます。数分ほど焼いたら、ホットサンドメーカーを開いて様子をチェック。ふくらみが出て、そっとひっくり返します。

開けてみると…表面にこんがりと美味しそうな焼き色が!完全なるぽっぽ焼き色~!!ここまで本物に近づけるとは思っていなかったので、ただただ感動です。

ふわっと立ちのぼる黒糖の甘くて香ばしい香り。もう片方はしっかり焚き火ボーイの模様が浮かび上がっています♪ 

焼き上がりは完璧!あとは形も本物同様の細長い形に仕上げます!抗菌バタフライカッティングボードの目盛りを活用して均等に切ります。

包丁を入れると、その断面からモチモチ感がすでに伝わってきます。ほんのりあたたかくて、手に取っただけでも生地の弾力が伝わってきます。

自画自賛で申し訳ないですが…もうこれは本物そっくり!完全に再現してしまいました…見た目も完璧ですが、味も「コレコレ~!」と叫びたいほどまさに屋台のポッポ焼きそのもの!食感はふわっとモチモチ、そしてほんのり焦げた部分からはカリッとした香ばしさが✨黒糖のやさしい甘みがふわっと広がって、思わず目を閉じて味わいたくなるおいしさです。

さらにもう一枚焼けたのでこちらはカットせずにホイップクリームとあんこをたっぷりのせて、ぜいたくワッフル風に仕上げてみました!黒糖生地のやさしい甘さに、ホイップの軽やかさとあんこの濃厚さが相性抜群。屋台スタイルとはまた違った楽しみ方で、これはこれで満足感たっぷりでした。材料3つ、工程シンプル、気分は完全に屋台のベテラン職人。というわけで、満足感120%の今回のお料理部、無事お祭り気分で終了です🥳