【8月】ジビエカレー

先日、取引先の方からなんと……イノシシ肉をいただきました🐗!
しかも肩ロースやスペアリブなど、豪快な塊肉で届いて社内は一気にザワザワ(笑)「みんなで分けて持ち帰ろうか?」という話も出たのですが、「処理も大変だし、せっかくだから会社でみんなで食べよう!」ということで、ジビエランチ会を開催することに✨ちょうど前回のお料理部で使ったスパイスが余っていたのもあり、メニューは即決で ジビエカレー に決定!どうせやるならと、暑い中、外で焚き火を使って本気の野外調理🔥!

届いたお肉はガチガチに凍った巨大な塊🧊。解凍するだけでもかなりの時間がかかり、調理スタート前からちょっとしたイベント状態でした(笑)「まだ解けてない…!」と何度もチェックしながら、じっくりじっくり解凍。無事にお肉が使える状態になったところで、赤ワインやたまねぎなどと一緒に漬け込んで下ごしらえ🥩。スペアリブは別でスパイスに漬け込み、炭火でこんがり焼き上げ。

さてここからは、カレー作りに取りかかります🍲!まずは大量のたまねぎをスライスし、スパイスと一緒に飴色になるまでじ〜っくり炒めます。これがとにかく時間がかかる!ので、ここだけは前日に仕込んでおきました🧑‍🍳。当日はその飴色たまねぎの中に、したごしらえしたイノシシ肉を投入!
表面にしっかり焼き色をつけた後、赤ワイン・トマト缶・その他スパイス・調味料をあれこれ豪快に追加!
何が入ったかは、もはや企業秘密です🧙‍♀️

ダッチオーブンにフタをして、じっくりコトコトと煮込みタイムです👩‍🍳
その間に登場するのが、TOKOBIフルセットアイアンプレート!これを焚き火台TOKOBIの下に取り付けて、上からの熱を活かしてズッキーニ、ナス、パプリカなどの夏野菜をグリルしていきます。プレートに野菜を敷き詰め、オリーブオイルをたっぷりかけてからTOKOBIの下に設置。この方法でピザやグラタンなどのオーブン料理も楽しめますよ🤗ジュワ~と野菜が焼ける音とともに立ち上がる香ばしい匂い…。見た目も元気が出るビタミンカラー🍆🥕🫛

ここでカレーの相棒ライスを作ります。コメ不足で価格も高騰。そんなお米をいかに美味しく炊くか、ここで「こめどころにいがた」県民の血が騒ぎはじめ、二通りの炊き方をすることに🔥ひとつは熱伝導に優れたアルミ製のクッカー、そして軽量ギアでおなじみのチタン製のクッカーとチタンシングルマグ。この3つを使って、2通りの方法で炊飯に挑戦してみました🍚。

まずはアルミトレールクッカーで直火炊飯。アルミは熱伝導がよく、火の通りが均一になりやすいのが特徴です。アウトドア炊飯初心者でも扱いやすく、ちょっと火加減を気にすれば焦げ付きも最小限に抑えられます。事前に米を30分ほど吸水させておけば、ふっくら仕上がる確率はぐっと上がります。今回は炊き上がりのタイミングを“香り”と“音”で判断😎。沸騰したら弱火にして、チリチリという音に変わったら火を止めて蒸らす。王道の手順ですが、やっぱりアルミは安定感が抜群⭕。ふっくらモチモチ、ほんのりおこげも香ばしい、王道の白ごはんが炊けました。

次に挑戦したのが、水蒸気を利用した“水蒸気炊飯”。これは、チタントレールクッカーに水を張り、上にチタンシングルマグをセット。マグの中に米と水を入れて、まるごと蒸していくという方法です🍙。
熱伝導の悪さが弱点のチタンですが、この方法なら逆にメリットに。じんわりゆっくり熱が伝わるおかげで、焦げ付きとは無縁。火加減の微調整もほとんど不要で、セットしてしまえばあとは“ほったらかし”でOK。30分ほどじっくり蒸し上げた結果、こちらは芯の残らない、すこし柔らかめの仕上がり🍚。粒が立つというよりは、少ししっとり寄り。あっさり上品な味わいに炊けました!

さぁさぁ!じっくり煮込んだカレーも、ルウを投入して出来上がり🍲ごはんもおいしく炊けて🍚あとは食べるだけ!カラフルで栄養たっぷりの夏野菜とカリッと香ばしく焼けたスペアリブをドンっとのせてワイルドジビエカレーの完成!!
じっくり煮込んだイノシシ肉は、クセが少なくて旨味とコクがしっかり!そこに夏野菜の甘さが加わって、全体の味がぐっと引き立ちました。スパイスの香りもしっかり効いていて、ピリッとした辛さと素材の甘さがいい感じにマッチ。

作り慣れていない大量調理にバタバタしながらも、夏にぴったりのカレーに仕上がり大満足です😍暑さに汗をかきながら火を囲み、みんなで作って食べたイノシシ料理🐗ちょっとワイルドで、ちょっと特別な夏の思い出になりました。ごちそうさまでした🍛